2009年12月18日金曜日

家の中

意外なことに、フッピイは大人しい。
と言っても、家の中だけの話。
外だけのフッピイを見ている人は、必ず「家でも元気なんですか?(=大変なんですか?)」と聞いてくる。

カーテンに隠れるフッピイ。

まずフッピイは吠えない。家では殆ど吠えないのだ。
マンションの2階住まいの我が家、窓の外で犬が通っても殆ど吠えない。
私の顔色を伺い、私がOKを出すと何となく見に行く。
廊下を子供が走れば音だって何となく聞こえるが、無反応。
電話が鳴っても、「ん?」っと反応はするが、後は知らん振り。
玄関のチャイムが鳴ると、「誰か来ましたね。」と迎えに行くが無言で尻尾をフリフリ。
他の犬の声は聞こえるのだから、マンション住まいの我が家にとっては助かるが、
夫は「全く番犬にはならないな・・・」とこぼしていた。

ただ年に一度、フッピイが張り切って吠える日がある。避難訓練の日だ。
その日は午前中、マンションの各部屋にインターホンから「ただいまから避難訓練を開始します。」と放送が入り、同時に「ギューッツ・ギューッツ」と警報が鳴る。
その音に合わせて「ワンワン」ではなく「アウォーッアウォー・・・ブフッツブフッツ」と遠吠えする。

家具も無傷だ。齧ったりしない。
唯一、フッピイのケージが置いてある部屋のカーペットの端を掘ってしまった程度だろうか。

このフッピイが外に出て、K公園に到着すると豹変する。
ドックランの外の犬やカラスを見て吠えるし、穴も掘る。
取っ組み合いは大好き。大きな犬にも強気のジャックラッセルテリアの本領発揮だ。
ただ、助かっているのは私の様子をチラチラと確認しながらやっているので、
迷惑にならない程度ならば黙認し、だめならば「NO!」と、ある程度は制御できるのだ。

まあこうやって考えてみると、我が家の中が静かなのはK公園のお陰かもしれない。
 K公園のドックランで疲れ果てさせているので、我が家に戻ると何かを破壊する余力も無いのだろう、体を綺麗にしてやった後はグーグー寝ている。
夕方の散歩まで静かなものだ。


愛用のクッションを枕に昼寝中


K公園にドックランが無かったら・・・
毎日遊んでくれるボーダーコリーやホワシェパ、ハスキーやピンシャーが居なかったら・・・
考えるだけで眩暈がしてくる。






K公園、ありがとう。

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